今までの歯医者さんのイメージは「歯に穴があいてきた」「冷たい物がしみてきた」「噛むと痛い」、しょうがないから歯医者に行くか…そんな感じで仕方なく行くところではないでしょうか。行かなくてすめばその方がいい所だと思っているかもしれません。
これは歯医者に限らず病院は病気になったら行く所、というイメージが強いからです。

生まれた赤ちゃんのお口には虫歯菌はいません。しかし乳歯が生え始めたとたんに虫歯菌が定着し増えていきます。どうして虫歯が出来てしまうのでしょうか？

赤ちゃんに虫歯を移さないために、ご自宅でできる予防もあります。しかし、人が成長していく中で虫歯の感染リスクを完全になくすことは避けられません。
ただし、お口の手入れを上手にすれば菌がいても虫歯を作らせないように誘導することができます。

この0歳から始める予防は、ほぼ全ての永久歯が生え揃う中学卒業まで継続することがとても重要です。
乳歯は生え変わるから大丈夫と安心するのではなく、永久歯の健康に大きく影響することを考えなくてはなりません。子どものうちから予防を徹底することで、大人になっても虫歯にならない口腔環境を目指すことができるのです。

歯医者さんで歯を削った事が無い、痛い思いや怖い思いをした事が無い、きれいになっていつも気持ちがいい所、そんな子供達が増えていったらとても素敵だと思いませんか？

虫歯や歯周病治療（歯石除去／ブラッシング指導）などを初めて行う際、治療に移る前に必ず検査結果をわかりやすくお伝えする時間を設けます。
その際に、お渡しするのが「お口の中の健康手帳」。この冊子には検査結果をもとに、虫歯や歯周病の進行状況、歯周病治療の進め方などが詳しく記載されているため、現在の危険度や将来のリスクがひと目で分かります。
また当院では、来院ごとに口腔内写真を撮影しますので、そのデータを都度ファイリングできる仕様です。治療状況や改善状況の推移がわかりやすく、常にモチベーションを保って治療を続けられると好評をいただいております。